愛するキミ/AKiHiCo
キミが居る限り僕が在る限り
世界はきっと廻り続けるでしょう
桜の咲く季節を迎えて
色付く頬を風に隠しては
優しく微笑む後姿
河川敷を歩きながら眺めよう
飛び立つ水鳥は空に消え
心の隅の滓もあの青に放り投げて
しまいたい。
これから先に続いてゆく路で
迷いそうになったら
そっと背中を押して欲しい
怖くなったら抱き締めて欲しい
何かに怯えながら生きるのは
もう沢山なんだ
今はただ、
ここにキミを思う僕が在る
それだけでも罪なのに
キミはどうして
優しく手を差し伸べてくれるの、
もう一度だけ勇気を
悩みはこの風に乗せて
僕たち、幸せになろうよ
戻る 編 削 Point(2)