日曜日の午後/
Etuji
そばに
空を映す
手鏡の面
扉のない部屋の中で
人知れず
鳥になる
面の中を
千年の時の重みに耐える私が
飛び去って行く
誰もいない部屋の中で
温かな記憶が
私を探している。
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