タイピストとスタイリスト/m.qyi
本質を軽視するわけにはいかない。だから、机の中に入れて、墓場に持っていくような詩というのはあってはいけないんだなと思ったわけだ。以前の僕は、そんなの俺のもんだし、勝手だろと思っていたが、どうやら、そういうもんでもないらしい。
それから、詩が解らないものだというのは、ちょっとやっかいだな。つまり、はったりと詩は同じなのだろうか、違うのだろうか?はったりというのは、何かの社会的認知を狙っているパーフォマンスだから詩ではないのだろう、創作の本質と矛盾するから。しかし、外見は非常に似ている。同じだと思ってもいいぐらいのものだろう。じゃあ、無意識に通り過ぎ去られるものはどうかといえば、それもやはり創
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