したごころ/
吉岡ペペロ
おまえを抱きたいと思うことが
したごころというものなのかな
さびしいときおまえの恋愛の話
べつに聞きたくなんかなかった
小暗い森のなかで
その瞳
その鼻梁
その唇を奪うのだ
おまえを抱きたいと思うことが
したごころというものなのかな
さびしいときおまえの恋愛の話
べつに聞きたくなんかなかった
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