カロライナ・オールラック/nm6
 
なものだろうと思って伸ばしている。いつか降る降る降る、穴が空き破裂する雨を撫でるように眺めれば「ほらほら過剰だ」と裏返すバケツも一緒だ。ビニールの夢は果ててただうなだれて、カロライナ、何度もループする問いはハテナの点が線になり面になるくらい同じ答えで。ぼくらは嘘つきに拍車をかけてトロッコの暴走が止められないスピードで回転した頭が繰り出す上塗りがエスケープ宣言しない嘘つきだけれど、さて、ぼくはきみに負けるわけにはいかないとか少しだけ考える。




スイッチを切り替えよう。
ぼくのはひねるやつだが、タッチセンサーなやつもいる。


オン。




蛍光灯の倍々ゲームが、ビ
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