心こそ 大切なれ/アハウ
この 胸の中心
ダイアモンドの輝きに満ちる
正八面体 塩の結晶に似て
見つめているか 霊視しているか またイメージしている
読まれるべき書物は
西脇順三郎『詩学』
---すぐれた「新しい関係」を発見する事がポエジイの目的である。
---ここで言う「発見」という意味は創作するという意味である。
読書の持続に
詩作の保持に
俺は キラキラの魂を荒縄で
ひっちばる
姿勢が崩れると
息が乱れて
文字が文体が くねくね フワフワ
勢いをなくした 独楽のよう(中心が失われて・・・
ジャイロスコープが
一糸 乱れず タコ糸の上を渡るように
内的なテンションが
水を含んだ 海綿のように
姿勢が したたるの
態度
スキのある状態は
読書の書く事の乱れをまねく
自分自身との競争
乱 乱 乱 乱れの原因は
自身の内にしか 見出されない
心こそ 大切なれ
輝く魂と お約束
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