癇癪(かんしゃく)ガール/あおば
に蹲り、通りがかりのご隠居の印籠を当てにする妖怪のように美しい女の姿態に見覚えがないとはいわせない。
回転する者はすべて目を回して倒れる
かんしゃくを起こした幼児は地べたをぐるぐる回り、這いまわり、制御不能のロボットのように金切り声を立てて泣きわめき、こころの安定性を図るのか
かどうかの
試みを
かどうかの
感覚が
現在と過去未来とでは異なるのか
一過性の疾病と片づけるだけの
度胸を持たない
「かどうかの」
金銭感覚
みたらし団子は
食べるものではなくて
お供えして身を払うものだったと聞くが
(味がよいから
(よく売れるでしょ
(そうではないでしょ
(も
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