哀しみ/
さくらほ
君の胸が時を刻む
窓の外の冬空は
白い雲が流れてとどまらない
今
君がいるのに
哀しみが凍みてくる
静かに待とう
もうすぐやってくる夕暮れに
一瞬でも優しい色に染められるよう
戻る
編
削
Point
(7)