生・死演戯/アハウ
舞台は 一つ
この火宅 娑婆世界の巡り にて
台詞は 一つ
私は意志する
友だちとの何気ない会話 なごむ
阿修羅のごとく キーボードを打ち
投げ出された本の ページ ページに
アイスコーヒー タバコ ノート ボールペン
小道具が出揃ったなら
孤高の詩人のようにペンを走らせた
友という役者が配置されたなら
微笑で交わす 即興 台本
舞台は 一つ 娑婆世界
生・死を乗り越えて
達成すべき 意志
捜し求める 日々
探査を続けて
書物 書物の扉を叩き
教えを請う
生・死さえ 一つの演出
輪廻転生を越えて 伝えるべき ものが
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