輝き/愛心
 

灰色の想いの中
悲しみしか
見えなかった

自分だけが
『苦しんでいる』
そんな幻に惑わされ

いつも笑っている
君の心を
思おうともせず

ひたすら
ただ闇に
身体投げ出していた

君の瞳から
こぼれ落ちる滴を
目の前にして
やっと気付いたんだ

暖かな光りの入口

心の隙間に
君が染み込んでゆく
すごく近くに
いたんだね

愛しくて
優しい
輝き
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