あたらしいうそ/
しろいろ
あの頃に僕らが描いた王国はシャボンみたいな永遠だった?
PH2のコーラの海できらきらと二人のあぶくが輪廻している
レシートに走り書きした名前なら商品棚にあるよ(誰だっけ?)
夕暮れをフラスコの中に押し込めて見上げてばかりのフェンス越しの春
かなしみを座らせるための席がない普通電車がやってきました
あたらしいうそを
はつめいしたいだけ
だいすきだったよ
ほらこれもうそ
戻る
編
削
Point
(3)