hotter than the sun/rabbitfighter
う帰らなきゃ、電車が無くなるからなんて言いやがる。おいちょっと待てよ、俺たちけっこういい感じじゃないか、そういって俺は彼女の手を取った。その手の暖かさは、36度くらいの、普通の女の子の暖かさに思えた。コートのボタンに手をかけると、彼女は俺の手をつかんで俺を止めた。コートを脱げば、私の身体は1600万度に燃えているのよ。それでも私を愛せる?そう言われて俺は駅に入る彼女を見送るしかなかった。
まったくその通りだ。
彼女と寝るなら、お日様よりも熱くなくちゃ。(hotter than the sun)
戻る 編 削 Point(7)