茄子とひき肉のカレー/
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の遠くに置いてきた
罵声まみれのスウィートホームが少し恋しい
だからわたしは毎日がくだらなくてもいい
だからわたしの存在は無意味でもいい
だからわたしは最後の日が恐くない
冷たい麦茶を口の端からこぼしながらがっついて
やけどしても、今の時間の全てを食べつくすんだ
終わりは恐くない
君が笑う
汚いなあって笑う
だからわたしは毎日がくだらなくてもいい
うちから漂うカレーの匂いが誰かをほんのり笑顔にしている予感がする
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