クロール、おそらくは過酷な/
ホロウ・シカエルボク
罪の種類を把握するんだ、それがどろどろの海に変わってしまう前に
眺めたそのときと憎んだそのときは変えがたい瞬間なのだ、そこに知ることがある、そこに知ることがある、そこに知ることがある、そこに、そこに知ることがあるのだ―すべてを見つめることは出来ない、次は必ず用意されるから
同じことを違う深度で何度も何度も繰り返す、同じ指先が同じものを探すのに
僅かに違うものを
確実に知っている
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