翠の剣/
唐草フウ
頭痛でも笑ってなごませている
乙女さを兼ね備えた剣
身を切るほど抱いていたい
かなしみ、こんにちは
すべてが、かこになる
おもいでを わらってもいい
すきとおる 君は翠
互いに覚えていた
互いに疲れて、惹き合った
ありがとうをもらったから
ありがとうを送った
気を使いながらも走り抜ける剣
触ればきっとけがをする
それでも奥にあるイシへ届きたい
くやしくても いい
納得のいかない顔を
わたしはずっと見ていたい
すきとおる翠の顔 愛らしいその剣
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