小旅行/秋也
 
ウィルソンチャックな丘の上
あいつをバラシに駆けつけよう
幼い二人が騒ぐ時
虹色螺子が弛みだす
揺れる野ばら
大地を疲弊しようとも
黄色が吹きつけ
笑いだす
aa、、生きていた
AA,,生きてきた
胸の早鐘止まる前
あいつをバラシに
かーん、こーん
ドクン、トクン
ドク、トク
トク、からーん
ゴクリ
「僕は生きている」
ウィルソンチャックな丘
そして上
あいつともつれて
空みるんだ
ディスプレイみたいな
あの時の青を
頬にキスする
抱いて
ばらす

戻る   Point(1)