現実茶/
完食
僕は苦笑い 君は嘲笑う
僕等の幸せに、終わりはないと信じている
当然、幸せの中で幸せの終わりを
考えられないほどに僕たちの恋は盲目的なのだ
当然、此れは僕たちにとって
終わり方を知らない初めての出来事なのだ
事実は知らない
事象は知らない
事件は知らない
結果は
今日も今日とて一人、空を仰ぐ
歩く
一人、歩く
此の孤独さえ幸せの一部だと信じている
当然、僕は終わりを体験したことが無いのだ
わかるわけが、ないじゃないか
さみしいわけ、ないじゃないか
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