遺書2/AKiHiCo
 
壊れているのは今の世界
それは違うんだって
気付かされた

曲がっているのはあの人
正義だとか口に出して
掲げた剣はただの
暴言ではないか

生きている事に
死ぬ事に
価値なんてないんだよ
人の価値は
最初から存在しない

けどね、
誰かが自分が頂点に立ちたくて
境界線を引いてしまった

ベットの上で考えてみたんだ
誰か僕を必要にしてるかなって
今、僕を必要としてたって
居なくなれば代わりが
当たり前のように現れるんだって

そう思うと僕って一体何だろう
そこまでして抗う必要ないんじゃないか
疲れてしまったんだろうね

何処を見ても差別的な視線
誰か組み込んだんだろう
こんな風になってしまったよ
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