冬/蓮未
 



そこにある世界に


私は入れない

入ろうとしない





近付くことは出来ても


重なることは なく


中途半端に


うろうろ うろうろ、、








楽しさを求めた


その世界に



私が入れるはずもなく、





表面的な 言葉たち











歩み寄る訳でもなく、


互いの心は 気付いているのに、


互いに 臆病過ぎたのね













痛みを分けあった 去年の今頃




もう、やっては来ない


暖かい あの 冬の日々









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