「冗談にしてみせる」/
菊尾
冗談にして君が気を遣う
それに「贅沢です」と返しながら僕は笑う
無視したって追い抜けない
幻聴は幻蝶に変えられるのさ
高水準の綺麗事を真理にしたくって
いつでも願うことに執着している
幻だって掴んだ記憶を信じたい
過去形にしたくないっていう理由
それだけでいいんだって、そう思える
君はそこで崩して壊した
それを証明できるから
納得できたらここまでおいで
霧の中のとあるベンチで
足音に耳を澄ましてる
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