dis construction/鳳エクスプレス
感触に日が適切に照らすのに
まだ賭け方を語らぬ火
夕日が濃縮した火が果たして
漂流を知らぬことを許すか
内容はなるほど無い
それほどに自意識からの
生成は無い
言葉は作用するのかもしれない
10年のサドンデスに
決して俺の資源の
約束は無い
集めたのであろう念仏のような症例が
隙間なく肺を埋めていくので捨てた俺の資源の
約束は無い
離れた陸上を知らぬ火
減圧が的確なまでに不条理の幻覚を生んでいるかもしれない
俺は解離の可能性を受け入れつつも
それこそ終末だなと感じ得る
何故なら
装置されていた
始まっていた
「何故なら?」
チルアウトした火
口から完全に脱着した火
抵抗が僅かながらの心を通すのかもしれない
止揚はビルの真下にいつも来る
しかしそれを正確に焦がし得る火に
決して俺の資源の
約束は無い
内容はなるべくして無限
それほどに自慰からの
接続は無限
何度もの欠乏を埋めて捨てたのであろう俺の資源は
何であろうと意味であろうと金輪際一切
約束は無い
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