いぬけ/佐々木妖精
恐る恐る書き続ける中
どの瞬間どんな判決を下されるのか
ラグビーボールでサッカーをしているかもしれず
とか
イエローカードもらいまして
上ので2枚目ってことで退場です
(ほつれた口を溶接し
余白に顔を埋める)
個性は目の前のルールに適応した結果でしかない
こせ
い
でしかな
い
書くことで捨て去った可能性を超え
余白に屈することや
振り返って悔いることもないよう
知りたい
ルールを 制限を 制約を
ここにある言葉には
代わりなんか
ない
そう言い切れる日まで
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