「光の剣」 〜BUMP OF CHICKENに勇気をもらう〜 /服部 剛
 
無心で歩いているうちに
自らの胸の内に、こんな声を聞いた。 


( 今、ぼくはこの時間のみを歩いているのではない ) 
( Ben’sCafeに集まる人々や       )
( 僕の詩集を開いてくれる人々と共に       ) 
( 時間と空間を越えて歩いているのだ・・・    ) 
( だからぼくは今日出逢う、うつむいた誰かに   ) 
( 「一緒に歩こうよ・・・!」と明るい声をかける ) 


 きっと人は独りで歩くより、誰かと共に歩むことで、
足を前に踏み出せるのだろう。だから、僕はこの世界の
何処か離れた場所にいる あなた と共に、今日という日
を歩みたい。
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