優等生の予防線/猫のひたい撫でるたま子
だね。そういえば高野さんはあんまり朝まで飲んだりしない人だもんね。(あんま友達いないでしょ?)」
そうそう。
良かった。
今までプリンターで出力し、自ら苦手なカッターと定規を使い作っていた名刺から最近卒業した私。
切られている名刺がたまらなく、愛しかった。
でも、酔っ払って名刺を誰かに渡すのはもうやめよう。やめよう。
落とし穴、辛うじてスキップ!クリア!
機嫌を取り戻した社長は、自分ちで入れてきた水出し珈琲を出してくれた。何だか美味しいチョコレートもくれた。私のためにとっておいてくれたそうな。
昼ご飯には卵焼きを作ってくれた。
毎日
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