紅と指/紅山「そわか」
 
   時は溯りくらりとした煙管
   沖田はどうして死んだのか 労咳ですよ、
   分らない 歴史(ペントクラフト)



   あの人が以内 人生とは「棘の道の夢の後」
   あの糸がない 人生とは「魅惑の鬼」
   ああ、指が絡まり『兎綯い』のようで
  

   消飛んで詩舞う あのころの あなたと君
   歌わずには生られない 現実の 紅
   ああ、カラマ割している 震と指

   
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