凪/
望月 ゆき
どこから夢で
どこまで夢だったのか
わからない
という 朝
さざ波がたっていたので
ただ
風をさがした
前に進むための
1オンス
やがて
なにもかも
嘘だった
と。
戻る
編
削
Point
(5)