/佐々木妖精
 



  なかったの

 に










決まって 可能性に負ける

  そのいつもは毎日ということではなく

       明 日 という偶然の瞬間であるとか

        カレーランチが気になり目で追った油断が

言葉を
   体内にいた時とは違う形にしてしまい

       死産にする       

私はいつ も可能性を走 召えることができない


  研ぎ澄ませば先に進めると思っていた

  石原莞爾のように楽観的であった

  抜け出せる可能性はあるだが

  これだけ憎んでいる を手段にしなけれ
[次のページ]
戻る   Point(3)