地下室の海/しろいろ
 
この恋は無色の花火だ
きらきらと焼失してゆけ
plastic piece



終電の流線形の窓の灯を数え切れずに途中下車する



くずかごに名前をちぎって捨てる朝
涙はなんで温かいのかな



地下室の油で鰓は汚れても此処に広がる海が好きです



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