「詩」/
菊尾
愛情は
小さな箱へ仕舞いなさい
透明で中が覗けるその箱を
大事に抱えておきなさい
互いの季節の変化
それに対応できなければ
形や色が以前とは
違うものに変わってしまうかもしれない
鮮度を保つには
バランスよく刺激と安らぎを与えなさい
育てられなければ
枯れるだけ
成長が望めなければ
勝手に逃げていく
冷静に対峙しなさい
想像力が無くなったその時が
終わりの合図です
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