満月ぐらい粗雑な孤独/
吉岡ペペロ
共有するほどの
大義名分もなくて
あてもなく
信号がかわるたび
車をすすめる、家路をたどる、
夜が溶けていた
○ 浮かぶ
すくなくとも俺は
粗雑な孤独を映している
共有するほどの
大義名分もなくて
あてもなく
信号がかわるたび
車をすすめる、家路をたどる、
戻る
編
削
Point
(2)