一か月早いが気にしない/
殿様が得る
木枯らしの
通りし手など
要らぬだろう
君がために
懐炉を握る
冬の気が
流るる街の
辻に立つ
石焼き芋が
鼻先に吹く
街路樹の
冬に絡まる
えるいーでぃー
着飾った
洒落た木の下
キャロルなど
流れてきそうな
光る空気
てっぺんの
星より高い
空が居て
空を見下ろす
星達が居て
寄り添いし
二人を繋ぐ
懐炉の手
焼芋の
風味はしない
クリスマス
※投稿するカテゴリ迷いましたが、短歌のほうが多かったので短歌で投稿しますた^^
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