謝罪/三奈
 
人を悪く言えるほど
私は優れた人間じゃない


女という生き物は
どうしてこう陰口が多いのか


人をけなす事で
あざ笑う事で
変な絆が生まれたりする


あぁ、嫌な絆だ、嫌な絆だ


でも、その絆にしがみついている、私
絆を断ち切る事を怖がっている、私


今日も繰り返される「話」の中

「君」の顔がこちらを見ていた


責められているようで
怖かった

心の中で「ごめん」と謝った


人の欠点を指摘できるほど
私は優れた人間じゃない


どうか、


この絆から抜け出せる勇気を

私に下さい


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