『女神の戯れ』/
 
の、胸を過ぎて、下腹部を過ぎて………
そして辿り着くその場所で、私は声にならない声をあげるわ。

最高に気持ち良くて、
我慢できなくなるの。

私の中の赤が、あなたの赤を1番強く欲しがる瞬間、あなたが私の中で1番大きくなって、息が出来ないくらい強く抱きしめられて、ちょうど果てを迎えるその瞬間、


私はあなたの背中にナイフを突き立てるの。

あなたのその戸惑った顔、堪らなく好きよ。
そのままあなたを押し倒して、騎乗位のまま今度は何度も何度もあなたの胸を刺すの。

刺すたびに赤く吹きでるそれを全身に浴びながら、私は何度も何度も恍惚を見るわ。

しばらくあなたの上で余韻を楽しんで、私は動かなくなったあなたをテラスから落とすの。

鈍い音がして、私は意識が飛びそうなくらいの快感に落ちるの。

あなた最高だったわ…。

また会えるかしら?



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