ニート・フリーターのウソ・ホント/風見鶏
 
フリーターという労働階級が現れるのはごく自然な現象であり、個人の価値観やモラルにフリーターである原因を求めるというのはいささか無理があります。それでも、フリーターに対する「いい加減な若者像」が根強く残っているのは、フリーター出現時の夢を追う若者像が強く残っているためであったり、バブル崩壊とそれに伴う雇用縮小という現実を考慮しないままフリーターの存在を酒の肴にしようとする年長者達の偏見もあるのでしょう。
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