花のように/快晴
 
前世なんて信じやしないし
死後の世界なんて見たこともない
天国も地獄もこの世にしかないから
それならば君と生きたい

今までに誰を傷付けてきたか
数え出したら夜が足りなくなった
必ず朝が訪れるものなら
それを明日も君と迎えたい

かつては星の数ほど夢もあって
現実と引き換えに売り捌かざるを得なかった
もしも新しい夢がまた見付かるなら
そこには君がいて欲しい

この手を強く握ってよ
この瞳を真っ直ぐ見据えてよ
君を失うことがあまりに恐くて
昨夜は自分の肩を抱いて寝た

甘えだとか欲望だとか
そんなものにあまりに弱くて
失意の底で這いずり回り
また見失いそうなものがあるけれど

君だけはもう離したくないから
どこまでもずっと愛していくと
何に誓えばいいんだろうか
ねえ、ほら、また笑ってる
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