孤独、分かつ夜/ライチ
らと歩いた
次の店でアタシは飲み付けぬワインなど嗜み
極上のサラミを味見させてもらった
シェフのこだわりの強い店だった
「マスターのスタイル見つけようよ」アタシはそう謂った
それがどんなに難しい事かは解っている
だけど そう謂わずには居られなかった
孤独を抱える者同士
更に酔ってふらふらと歩いた
アタシが昔抱いていた夢の話をしながら
カフェバーと雑貨屋を併設した店
「うちの2階を使えば良い」なんて謂ってくれる
少し2人で夢見て微笑みながら馴染みのバーに戻る
アタシはバーテンと話しながら酒を飲む
店に戻ったマスターはテンションを上げ
忙しく店
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