三日月の夜、フーリガンとエクスタシーが相対するセミダブル/
ホロウ・シカエルボク
まうことが無いように、懸命に――懸命に
生きている限り俺たちは臆病者なのさ、激しく狂ったように求めすぎてしまうのは
それをやがて手の中から失ってしまう事の怖さをもう知ってるからだ
月はとっくに隠れた、とっくに
やめないで、やめないで
やめないで、やめないで
暴動は鎮圧されない、いつかきっと
奥底の裂傷は脳髄を引きずり込むだろう
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