心象風景からの脱却/
狩心
大空の広がる屋上も、
そこを飛ぶ飛行機も、
カッターシャツの影も、
檻に思える、
例えば、煙草を1本2本と吸う事が経験ならば
投げ捨てるわけにはいかなかった。
高い山も地球のまるみに負ける、
広大で優しい世界もまた、檻か、
安っぽい言葉で言うならば、
見えるものが全て、心象化される
真実という虚無か、
救いがあるとするならば、
私たちの行動の中に
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