空/
アハウ
白い浄化を溢れさせて
黒澄みの空
甘く 冷たい
雨を滴らせて
カーテンの先
闇の深みから
雨音は ほてった一日を
冷却して眠らせる
人は明るい蛍光灯の下
深い息を溢れさせて
静かな夜を染み込ませた
ソファーに横たわり
活字を追う
眼球の動きが聞こえてくるほどの
静寂 煌々と部屋は整理され
読み止しの本はページを伏せられ
宵の入り口で
うたた寝の寝息
部屋を満たして
空へ流れる
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