アンジーのシャープなハイキックが決まればだいたい問題なんて無いとしたものさ/ホロウ・シカエルボク
てるほうが幾分マシなことなのかもな
すでに決定されてる事を意地になって曲げたところでそれは根本的な解決には繋がりはしない
そんな履歴を誇らしげに抱えてるやつは幾つだろうとよっぽどケツが青いのさ
雨は降る、オーケー
俺はそのことについて異議を申し立てたりはしない
なぜなら俺は雨に濡れたって風邪を引くような人間じゃないからだ
電話交換手のうたをザ・バンドが歌ってる
そういやしばらく誰にも電話なんかかけてないなと
昼間のラジオで俺はささやかな断絶を悟る
ささやかな、とつけたのはそれがそう呼ぶしかないたぐいの断絶であって
使ってない部屋の電球みたいに切れていたって判らないってぐらい
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