NY/NY/北大路京介
あなたは いつもコトバを研いで
いったい何を斬ろうとしてるの
愛してる人に愛されてるだけじゃ
あなたの ココロは満たされないのか
嬌声を どれだけ
浴びたなら
僕の手をひいて 歩けるの
僕らの世界は いくつも 何行目かで繋ぎ合ってて
闇に潜む影の 妄想が止まる日も近そうで...
素直に吐いたセリフとか
凍らせてしまうまで 僕に見せてくれやしない
ドロドロと流れ落ちるような
汚らしい感覚も 味わいたいのに
硬くしちゃうから
恐れちゃう
都合の良いいように 飲み込めない
僕らの世界は いくつも 数小
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