老いるだけが死じゃない(詩にそれは言えない)/ホロウ・シカエルボク
かい、おまえ、そこにいるのか…首の傷口はどこへ行った、長く引っ掻いたような首の傷口はいったいどこへ行った…?輪郭を上手くつかむ事が出来ない、そもそもおまえは本当に俺が思っているようなおまえなのだろうか―ああ、ギターソロ、ギターソロだ、本物の狂気、常世の和音だ…聞こえるかい、聞いているのかい、俺たちに残り時間なんかあるのかい、五年って一体誰が決めたんだ…
俺たちは明日にもくたばってしまうかもしれない、ロットン、あんたは正しいよ、だけどそれだけしかない
そうさ
いつだって
いつだってな
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