と、いうような意味のありそうななさそうな戯言を僕は大きく足を広げて立った状態でほとんど書き上げた/ホロウ・シカエルボク
しておまえが半ば恍惚としてぽいぽい放り出していくものをせめても順序良く並べなおそうじゃないかとあれこれやってみる
こういう作業ってちょっとまともなもんじゃないななんて思いながら
俺とおまえは同じものを作り上げたいと思いながらここにこうしているはずじゃないか
俺が苦心して配列しなおした部分はおまえがすべて元に戻してしまう―おまえは反復が好き、中身よりも連続するリズムのような旋律が好き
それで俺はいつもパーカッションのような役割を果たす事になってしまう、それで――
――それでいつも、こんな似たような代物がそこここに陳列されてしまうってわけなのさ、俺とおまえのやってることって一体全体
どこに向かって、突っ走っているって言うんだろうねぇ?
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