ゆっくり星空を見てて/ヨルノテガム
涙はチロチロと泉へ落ちて
もう両手ですくえるわね
相手がいないとできないこともあるわ
天の川のように涙のつぶは宝石にならないかしら
薬指はまだ空いてるの
わたしの素敵な小踊りを
あなたがこっそり覗いてくれてたら
わたしはもっと「可愛い奴」よ
天使のように映るかしら
あなたが冒険者の眼差しで星空を見る横顔が好きよ
風は優しく
わたしたちを冷やかす
お似合いになろうよ
パンを焼くわ
御飯を炊くわ
魔法使いは あなたよ
あなたの好きな動物になるわ
ヒヒーンや ニャオニャオで
ワンワンも チュ―チュ―も ピョンピョンも
ずっと いたずらして過ごすの
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