melody/
saty
歪んだめろでいの汁が髪を濡らし
じよじょに
じよじょに身が悴むよお
おれは濁汁に呑まれきえるひとり
ねえ 身が滲むよお
ただ音ばかりが
さきにいつてしまうから
それと
微かに耳に入る
このなにか、
感情は忌まれ
ひずみゆく
ただおまえのこえがきこえたきがする
しんで土に変わるまで
微かな幻聴が繰り返している
戻る
編
削
Point
(1)