孤独の内訳の大半は打ち捨てられたペニスに集約される(Growin' up)/ホロウ・シカエルボク
線に降りかかる陽射しの色をお前は確かに見ていただろう?
(そしてヌーヴェルバーグのような空の青)
しゃがみこんで…濡れたままで見る夢、幾何学模様に音をつけたような
季節の変わり目なんか知らない、近い将来死に絶える種族だから兆しを見つけることに敏感になる必要なんかない
約束が気になるあいだはこんななりでも息をしてるけれど(口約束の方が破れないものだと思ったことはないか?)
しゃがみこんで濡れたままで見る夢、しゃがみこんで
フロアーで打ち捨てられた魚のような性器をずっと眺めていた、存在の具現化ってたぶんそんないたたまれなさ
それがあることを忘れて綺麗な思いを並べることなんか
出来ないよ
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