ふたしかな悠久/
吉岡ペペロ
夜を待っている
ふたしかな
悠久が続いている
喫茶店の
明かりが濃く輝いた
そとは秋の夕暮れ
木琴の奏でる音楽
良実という名前を
胸で鳴らせている
夜を待っている
ふたしかな
悠久が続いている
喫茶店の
明かりが濃く輝いた
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