映画日記、ただし日付はてきとう/渡邉建志
 
い。あと、ときどき出てくるミニチュアの汽車の走るシーンの安さ。推理のシーンのいい加減さ(なんの証拠も出さないのに犯人が自白していく)。そして最後のキメのシーン。もはや水野晴郎がかっこよく見えてきます、大俳優に見えてきます(本当です!)。いや、参りました。すごい。歌舞伎的。とにかくキルビルを見て笑えた人にはこれは圧倒的にお勧め。キルビルの様式美の倍ぐらいの様式美の勢いがある。だけど一人で見るのは絶対お勧めしない。友達と馬鹿笑いしながら見るがお勧め。

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