子守歌/秋桜
 
ねんねんな
ねんねんな
 
耳元近く響いて
優しく鼓膜を揺らす
 
 
ねんねんな
ねんねんな
 
もう歌ってもらう
年でもないけれど
 
 
ねんねんな
ねんねんな
 
独特の抑揚と
身体を叩くリズムに安心する
 
 
ねんねんな
ねんねんな
 
遠くに聴こえる
懐かしい歌に
 
 
ねんねんな
ねんねんな
 
涙を連れて
夢へと落ちる
 
 

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