柩/___
り、一回、 だけ白塗りの壁
かぎりの
傾きはつづいて、枢、――あなたたちは
慄くこともない、あな
あなたた、ち、
は慄く、あ
な、あた、
たたち
、は、
ほりあたるもののないまま
無に試されて
むらさきいろの花となった猪、きみはこっちへかけよってくる
一つのなめし皮の瘡がはがれる 口のように おまえの手が水をかぎあてる
ほりあてるもののないまま
傾きはつづいて、枢、――あなたたちは
無に試されて
慄くこともない、あな
むらさきいろの花となった猪、きみはこっちへかけよってくる
あなたた、ち、
一つの瘡のマントがはがれる 口のように おまえの手が水をかぎ
あてる
は慄く、あ
な、あた、
たたち
、は、
ほりあてるもののないまま
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